祖母(90歳)との生活を通して、お年寄りとの生活について考えます
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はじめまして。
yuzuと申します。 今年で90歳になる祖母と暮らして2年になる、 100歳÷4歳の女性です。 ニュースなどで老々介護の末、 自分の妻または夫を手に掛けてしまうお年寄り、 介護生活の末に自殺、もしくは被介護者を 手に掛けてしまう人の話を聞くことが増えました。 祖母と二人暮らしをする孫の身としては、 これらのニュースを見ると 明日は我が身ではないのかという恐怖と、 孤独に介護をし、介護を受けた方々を 思うと、言いようのない悲しみに襲われます。 私、そして祖母の場合はとても恵まれており、 祖母は一切の介護を必要とせず、炊事、 洗濯、入浴、排泄の全てを祖母が 自分で行うことができます。 ぼけも、他人から見ればまったくわからない 程度のものです。 また、仕事で朝早く出勤し、夜遅く帰宅する 私のために、私の分の洗濯をし、 朝ごはんを準備してくれるという健康ぶり。 90歳としては驚異的だと思います。 私がすることと言えば、祖母が運べない 重い荷物を運んだり、祖母の気分や 体調がすぐれない時に代わりに買い物に出たり、 祖母が気付かないゴミや汚れの掃除や、 粗相をしてしまった時にこっそり後片付けを するくらいです。 そんな恵まれた状態でいてさえも、 私と祖母のできること、したいこと、 知っていること、知らないこと、 見えること、見えないこと、 それらがかみ合わず喧嘩になったり、 嫌な気持ちになったり、一人憤ったり することは度々あります。 そんな経験の中から学んだこと、 理解できたことも少なからずあります。 そんな、私の経験が少しでも誰かの役に立ったり、 励ましになればと思いこのブログを立ち上げました。 まあ、役に立つようなことは書けませんが、 似たような心境の方は一人くらいいるのではないかと、 私のほうの期待が大きいですが。 このブログで語る、私の失敗談は、 私が無意識に祖母を「祖母」や「お年寄り」 としてではなく「老人」として見ていたから によるものが多いと思います。 そういう時は、あえて「老人」という言葉を 多く使って文章を書くことが多いと思います。 「老人」という表現を使うのは、 それを戒める意味を込めていますが、 「老人」という言葉に嫌悪感を持たれる方は、 申し訳ありません。 最後に。 どうか、いつまでも祖母を祖母として見ることができますように。 そして、たくさんの人が、おじいちゃんやおばあちゃんを 家族として、友人として、扱うことができますように。 |
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yuzu
性別:
女性
趣味:
読書、ランニング
自己紹介:
母方の祖母と二人暮らしをしています。
他の方から比べるとかなり楽な生活ですが、葛藤は多いです。学ぶことも多いです。 私からアドバイスをすることなどはできませんが、身近にお年寄りがいる方、介護をされている方と、意見の交換などできたらと思っています。
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